晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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おばあさんを送り届けました

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 高齢のおばあさん

 近くの保育園の園庭解放に自転車で遊びに行って、お昼ごろ帰ってきた。

 家の近くまで来たとき、かなり高齢のおばあさんが道を歩いていた。歩き方がかなり小幅でよたよたと歩いており、大丈夫かな、とちょっと思ったが、一応ちゃんと歩いているし、そのまま通り過ぎた。

 家に自転車を置いて、今度は車ででかける用事があったので、ゆえを車に乗せた。ふと振り返ると、道の少し向こうで、先ほどのおばあさんが道の隅に尻もちをつく形で座り込んでいた。

 これはまずいと思い、声をかけに行く。おばあさんのところに到着するまでに、車が3台ほどおばあさんの真横を通り過ぎたが、皆スルー。ちなみにそのうち1台は介護タクシーだった。声ぐらいかけてほしいと思うのは無理かな・・

 様子を見ていると、座り込んで、立とうとしているようだが、立てないようだ。とりあえず「大丈夫ですか?」と声をかけてみる。

 足が痛くて歩けなくなった、とのこと。家はこの近くで、家にさえ帰れば大丈夫だと言うので、車で送って行くことに。

 車を近くまでもってきて、肩を貸して乗せるが、本当に小幅で歩くのもしんどそうだった。家に誰かいるのか聞いたら、今は誰もおらず息子さんも夜にならないと帰ってこない、とのこと。心配だったが、足が痛いだけだから、家に帰れば大丈夫だと言うので、とりあえず家まで送ることにした。

 

 家がわからない

 ところが、家の場所がわからない。住所は言えるのだが、どう行ったらいいのかわからないらしい。私のカーナビは古いので、住宅街の住所を入力してもピンポイントで案内してくれないし、私も近所の住所はあまり把握していない。

 一応、カーナビに入力して近くまで行くが、家はわからないようだ。ちなみにカーナビモードにすると、あんぱんまんのDVDを見ていたゆえが怒る。おばあさんも「ごめんね~」と気を使うし、ちょっと困った。

 車の中でDVDを見ている時に、カーナビモードにしてもちょっとなら我慢させること覚えさせなきゃダメかな・・

 家はわからなかったが、バス停まで戻ったらわかる、というので、近くのバス停まで行くが、やっぱりわからないらしい。

 最近引っ越してきたわけではなく、長い間今の住所に住んでいると言っていたが、「目が悪いからよくわからなくて・・」とのこと。

 ・・・困った。家がわからないとどうしょうもない。

 仕方がないので、おばあさんに了承を得て、近くの交番で場所を確認することにした。交番が近くにあるとこういう時は助かる。

 

 交番での対応

 正直、歩けないというし、住所は言えるが家の場所もあいまいの状態。しかも家には誰もおらず、夜にならないと家族は帰ってこない。この状態で家に送るだけでいいのか自分の判断だけでは、ちょっと心配だったので、警察の方に相談できるのはありがたかった。

 交番に着いたが、見たところ中は無人。そういえば、今までの人生で交番に入るのは今回が初めてかも・・・

 とりあえずおばあさんと娘には車で待っててもらって、中に入って「すみませーん。」とドアの向こうに呼び掛けてみた。

 中から『交通相談員』の名札を付けた年配の男性が出てきた。警察の制服も来ていないので、たぶん正式な警察の方ではないと思う。事情を説明して、一応おばあさんと話をしてもらうが、家まで送るだけで大丈夫という。

 まあ、他にやりようもないのだろうけど、住所は言えるが自分で家の場所が分からず、歩けない年配の方を通りがかりの私が家に送るだけで大丈夫なんだろうか?警察的にそれはOK?

 とりあえず地図を見せてもらって場所を確認して、そこの場所へ送ることにする。

 とは言っても、『このあたりの住宅街の一角』ぐらいしかわからなかったのだけど・・まあ近くまで行けば大丈夫だろう。

 

 家に到着・・良かった

 おばあさんの家は、地図で説明してもらったら場所はだいたいわかった。近くまで車で行き、ゆっくりと外を見ながら車を走らせる。

 このあたりは古い家が多いので、何丁目の何番地何番かというのを『〇ー〇ー〇』と表札の近くに付けてあり、非常に助かった。新しい家だとあまり付けてないしね。

 家に到着して、車から降ろすとだいぶ座って休んだおかげか先ほどよりは歩けるようになっていた。ちょっと安心。

 何度もお礼を言われて、ちょっと嬉しかった。

 門から玄関まではなんとか歩けていたから、家に帰って休めば大丈夫そうだ。

 私は気付かなかったのだが、車に戻ったら、娘がおばあさんからカルビーの袋菓子をもらっていた。あわてて車から降りて、ドアを開けかけていたおばあさんにお礼を言う。

 気持ちは嬉しいが、その後、娘が袋菓子を食べたがって困った。カルビー系はまだあげてないんだよね。後でこっそり私が食べよう(笑)

 とりあえず無事に家に帰ることができて良かったが、夜まで1人だとちょっと心配だ。でもこれ以上は余計なことはできないし、一応交番で相談したので、関わるのはここまでかな。

 痛いのは足だけだと言っていたし、自分の家に帰ってしまえば、いざとなれば電話で家族や病院に電話もできるし・・・

 交番の対応がもうちょっと親身になってあげてもいいような気もしたけど、こんなもんなんだろうな。確かに他にやりようがないし・・・

 交番に相談したら、見ず知らずの人間が送って行くのはまずい、って言われるかと思ったけど、それもなかったし・・いや、送るのは全然かまわないんだけど・・

 ちょっと不用心の気がした。まあ、2歳の子連れの主婦が何をするとも思わないかな。

 

 ちょっとご褒美?

 思ったより時間がかかったので、次の用事までの時間があまりなくなっていた。ゆえにお昼ご飯を食べさせないとならなかったが、時間がなかったので、それを理由に久しぶりにファミレスで2人でお昼を食べた。

 こういう理由ならたまには外食もOKだろう。ドリンクバーも付けてちょっと贅沢してみました(笑)

 うん、おいしかった♩

 ちょっと不思議な体験だったので書いてみました。

 本当にこういうことってあるんだな~