晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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公園での出来事

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 一時保育、2日目 

 本日は、二度目のA保育園での一時保育。今日までは、半日保育。

 昨日、「明日保育園だよ。お昼御飯食べたら迎えにいくよ。」と話した時は「ゆえちゃん、泣かないよ。」と言っていたが、朝起きて「今日はどこに行くの?」と聞くので、「保育園だよ。」というと「バイバイしない?」と聞いてくる。あれ?

 「ちょっとだけバイバイするよ。お昼御飯食べたら迎えに行くから、先生とお友達と遊んでおいで」というと、悲しそうな顔で「バイバイしないでほしいのに・・一人じゃさびしいよ」と言いだした。

 ありゃ~。前回は朝も「ゆえちゃん、泣かないよ。」って言ってたんだけどな・・・

 なんとか車に乗せて保育園へ。教室へ行くと、近所のお友達、えみちゃんとえみちゃんママがいた。えみちゃんは、たまに顔を公園を顔を合わせる同学年の女の子。4月生まれなので、ゆえよりだいぶしっかりしている。えみちゃんも同じ曜日に預けているというのは聞いていたので(先週は用事でいなかった)、会えるといいなと思っていた。えみちゃんママも笑顔で挨拶してくれた。

 えみちゃんが笑顔で「ゆえちゃん」と寄ってくるが、ゆえは顔をへの字にゆがめて私によりかかり座り込んだまま。えみちゃんはぽかんとしてゆえを見ている。えみちゃんの方がしっかりしているので、今回に限らずえみちゃんが声をかけてくれてもゆえが知らん顔の時があり、本当えみちゃんには申し訳ないことが多い・・・。ごめんね。(特に今回はゆえ的にそれどころじゃなかったようだし・・)

 とりあえず、熱を測って、連絡帳を提出。先生に預けて「じゃあね、バイバイ」と言うと、顔をゆがめて「ママ―」と泣きだした。

 先生に「二回目の方がわかっていて泣くんですよね。」と言われながら、とりあえずバイバイして外へ。

 えみちゃんママが「いつも泣くから、ゆえちゃんがいて良かった。」と言ってくれたが、いやそれはもうこちらの方が・・・

 ゆえは早生まれなので、まだえみちゃんレベルでは遊べない。せっかく声をかけてくれても、ゆえが誘いにのらないことも多い。親としては、「えみちゃん、見捨てないでね!」などと思ってしまう。

 

 お迎え・・そして大泉緑地へ

 半日だとやっぱりやりたいことが全部はできない。あっという間に時間が過ぎる。

 12時半ちょうどぐらいにお迎えに行く。(えみちゃんママはまだ来てなかった)

 遊んでいる姿は見えなかったが、けろっとしてドアから出てくる。先生に聞くと「ぜんぜん泣いてなかったですよ。」とのこと。やっぱり最初だけか。

 昼食も全量摂取とのこと。家だと好きな物しか食べないことが多いのに、やっぱり保育園だと全部食べるな~。まだおかわりはしていないみたいだけど(笑)

 前の保育園では、ほぼ毎回おにぎりなどをおかわりしていて、先生たちの中でもゆえの大食いは有名だったらしい・・・

 ゆえが、「おうちかえるのイヤ。公園に行きたい」と言うので、今日は頑張ったし、気候もちょうど良かったので、久しぶりにちょっと大きい公園の大泉緑地に。このぐらいの時間帯からの方が駐車料金が安く済む(笑)

 大泉緑地は、入場料は無料だし、本当に良い公園なんだけど、駐車場代が高い。最初の1時間が420円で、あとは1時間ごとに100円増し。休み日などに1日いると、1,000円を超えてしまう。

 ゆえは、久しぶりの公園に大喜び。駐車場から遊具のある広場までは少々歩くが、行きは一度も抱っこと言わずに歩く・・というか走る。途中で木の枝や木の実や葉っぱを拾ったりして、時間はかかるけど、楽しそうにはしゃいでいる。

 

 冒険ランドに到着

 子供用の遊具のある広場は3か所あるが、今日は、第3駐車場から一番近いわんぱくランドに行くことにする。ここの広場が一番大きい。

 最初は砂場の中にいる動物(の置物)を見て、「動物園~!」と喜んで砂場にダッシュ。動物の置物相手にさっそくごっこ遊びをしながら砂場で遊ぶ。この砂場がかなり広い。楕円形になっているが、子供が20人以上余裕で入れる。休日だとかなりごった返すが、今日は平日の午後なので、人はまばら。

 砂場で遊びだすと、すぐに砂が靴に入り、早々に靴は脱いでしまう。途中で、同じ砂場の向こう側に、幼稚園ぐらいの男の子数人が遊びながら入ってきて、ゆえはそれを見てそちらにダッシュ。やっぱり今はお友達と遊びたい、という気持ちがかなりあるみたい。でも、向こうからこられるとひいちゃうんだよな。

 ちょっと年上のお兄ちゃんたちのグループだし、どうかな・・と思っていたが、とりあえず様子見。最初は一緒にはしゃぎながら走っていたが(男の子たちはゆえと一緒に遊んでいるという感じではなかったと思うが、一緒にいても気にしない、という感じのスタンスだった)、途中から男の子たちが砂場に入り込んできた一匹のハチに向かって砂を投げ始めた。ゆえも面白がって真似をする。さすがに危ないので、やめさせて、男の子たちにも一応危ないからやめるように言って、強引にゆえを引き離して別の場所へ連れていく。特に襲ってくる様子はなかったが、やっぱりちょっと怖い。

 引き離している途中で、この公園のメインの滑り台に気付き、滑ろうと登っていく。この滑り台、前にも滑った事があるけど、かなり怖いんだよね。数メートルの幅があるし、下は砂場なので、怪我はしないと思うが、とにかく急でかなり怖い。

 ゆえは裸足なので、靴を履かせようとしたが拒否。石段と鉄骨の階段があるので、一応足元に何かないか注意しながら、上まで付き合う。上まで登って、下を見たらちょっとびびったようだが、一応私が軽く抱っこして滑る。

 ・・・やっぱり怖かった!この滑り台今まで経験した中で一番スピードが出て怖いんだよね。

 ゆえは「おもしろかった。怖くなかった。」とは言っていたが、もう一度やりたいとは言わなかった(笑)

 

 お兄ちゃんたちのグループ

 しばらくアスレチックで遊んだ後、柵で囲まれたタコの滑り台があるもうひとつのお砂場へ。そこでは先ほどの男の子たちが遊んでいた。ゆきえはにこにこしながら砂場へダッシュ。男の子たちが靴を脱いで滑り台の階段においていたので、ゆきえも真似して靴を脱ぐ。

 「女の子が来たぞ」「どうする?」みたいな声が聞こえてきた。年齢は五才ぐらいらしい(後で本人たちが言っていた)。この年頃の男の子は仲間意識が強いしどうなるかな、と思いながら見学。

 男の子の一人が「大人ははいっちゃダメ。ここは子供だけ。」と言って柵のドアを閉めたので、「はいはい」と私は柵の外で待機。で、せっかくなので、スマホ片手に写真を撮りまくる(こらこら)

 一応仲間に入れてもらえたのか、一緒に滑り台滑ったり、砂場でわざと転んで遊んだりして、(運動神経に圧倒的な差はあるが・・・)一応遊んでいるようだ。この時は写真を撮っていたら、男の子の1人が「おれも撮って!」と言うので、写真を撮って、その子に見せたりしていた。(柵の外からだけどね)その子は、運動神経がいいみたいで、滑り台の横の手すりに登ったり、変なポーズを取ったりして面白がっていた。

 30分ぐらいそんな感じで遊んでいた。今回は、一緒に遊んでいたと言っていいと思う。

 

 どこで止めるべき?

 しばらくして、男の子のうち何人かが「おれ、手を洗いに行こう」と近くの水場までダッシュ。水場も柵の中にある。ゆえも真似してついていく。途中までは「ここで洗いなよ」と声をかけてくれたいたのだが、途中から「もうこいつ仲間に入れるのやめようぜ」という声が何度か聞こえた。耳を澄ますが、柵の外からだと、ちょっと遠くて、話している声を全部はっきりとは聞き取れない。

 ありゃ、と思いながらもとりあえず様子見。砂場に戻って輪になって座っているところにゆきえも混ざる。「もうおまえ仲間じゃないから来るなよ」と言われていたが、ゆえはわかってなく、にこにことしている。言葉自体はわかっていると思うんだけど、今まで一緒に遊んでいたから急に逆のことを言われても意味がわからなかったんだろう。

 どうやらゆえがお兄ちゃんの誰かに水場で水をかけたらしい。私が柵の外から見ていた限りでは故意に水をかけたようには見えなかった。柵の外からだったし、男の子たちが密集していたから、確実なことはわからないが、状況からすると、たぶん勢いよく水だしているところにゆきえが手を出すか、なんかして水がかかったんだろう。

 男の子の1人が私に「あの子、水かけたんやで!」言いつけに来たのでとりあえず「まだ小さいからあまりわかってなくてごめんね。」と言っておいた。「おれら5歳やで。」というので、「まだ2歳からあんまりわかってないねん。ごめんね。」というとその子は「うん」と言っていたが、輪の中では「笑ってるばあいじゃないよ」「砂かけようぜ」と言って本当に砂をゆえに投げつけた。1人の男の子と話しているところだったし、柵の外にいたので、とっさに止めるのは間に合わなかった。あわてて中に入って2回目は止める。

 首から下だったので大丈夫だったが、「砂を投げたらダメ!目に入ったらどうするの!」と一応叱る。男の子たちは「わかってるよ。」と言いながらやめる。ゆえはきょとんとしている。胸から下は砂だらけだけど・・・

 「こいつが悪いから・・」と言うので、「悪いなら怒ってもいいよ。だけど、砂を投げたらダメ。わかってるでしょう?」というと、「はーい。」と一応皆返事をする。

 正直、この時はどこからゆえを連れ出すか迷ってしまった。私は、子供同士の事は、状況によりけりだが、ある程度までは口を出さない方がいいと言う考えだが(ゆえが加害者の場合は止めるけど)、今回は砂を投げる前に連れ出すべきだった。

 でも、どこで・・と考えると難しい。雰囲気が悪くなった時点でゆえを連れ出すべきだったのか・・でもそれもちょっと違うような気もする・・・

 砂が顔にかからなくて良かったが、よく考えたら、もう5歳だし、そのあたりはちゃんとわかってて、あえて洋服めがけて投げた可能性もある。それでも、やっぱり危ないことには変わりはないが・・・

 とりあえず、砂だらけの服でこっちにきたので、一度柵から出した。そしたら、そのまま近くの遊具を見つけてそちらにダッシュ。

 靴が置きっぱなしだったが、まあ後で取りに行こうと、そのままにしておく。

 今取りに行って、ゆえがまだ砂場にいる、と言いだすとややこしくなるし・・・

 すると少し前まで男の子たちの中に混ざっていた男の子の1人がその遊具で遊んでいた。たぶんこの子も初対面で途中から遊びに混ざっていたんだろう。

 おじいちゃんと一緒で、おじいちゃんとちょっと話した時に聞くと4歳になったばかりとのこと。ゆえはここでもお兄ちゃんの後をおっかけまわす。

 最近の幼稚園ぐらいのお兄ちゃんってやさしい・・。「こっちだよ」と声をかけてくれて、なんとなく一緒に遊ぶ感じになる。

 

 5歳児の悪ふざけ

 しばらく遊んでいたら、さっきの男の子たちが「あの子の靴ないで」と言いに来た。

 ははーんと思って「どっかに隠したでしょ。」とにやっと笑って言ってみたら「隠してないよ。」「あっちだよ。」と全然違う方向を指す。

 ゆえもそれで気がついたらしく「ゆえちゃんのくつ~」と砂場の方へ走りだした。

 巧妙に隠されていたら困るな、どうやって聞き出そうか、と思っていたが、非常に分かりやすく砂の山の中に隠してあった(笑)

 5歳の男の子の悪知恵なんてこんなものか・・・

 男の子たちの誰かの妹(たぶんゆきえより年下。1歳半ぐらいかな)がちょうどこっちに来て砂山を壊した。男の子たちが「ダメ~!」と言っていたが、時すでに遅し、ゆえの靴が出てきた。なんてわかりやすい。

 一人の男の子がその靴を持って逃げる。ゆえが「ゆえちゃんの~」言いながら追いかける。最初はちょっとおもしろがっていた感じだったが(笑っていたので)、途中から「かえして~」となってきたので(泣きはしてなかったが・・)そろそろまずいかな、と止めようとしたら、もう一人の男の子がゆきえの帽子をひょいっと取った。明らかにゆえが「返して~」というのとを楽しんでいる感じになってきた。これはまずいと思って帽子は「ダメ。返して。」と、さっと取り返して、靴を持っていた男の子にもちょっと声のトーンを落とし、「返して言っているから返して」ときっぱり言って返してもらう。

 ちょっと止めるのが遅かったかな、と思ったが、ゆえは靴が帰ってきたらけろっとしてる。靴は砂だらけだが、砂山に埋められる前から砂だらけで洗わなければならない状態だったので、それは別はいい。

 1人の男の子が、「その子○○君の靴に砂いれたんやで。」と言ってくるの。どう考えもそんな暇はなかったと思うが・・・これは言いつけに来たと言うことかな・・・?

 このぐらいの歳の男の子とは、今はあまり交流がないので、どう対処したらよいのかちょっと迷う。

 とりあえず、半ばあきれ顔で、「何言ってるの。この子の靴、砂山に隠したん誰だっけ?」と言うと「えへ」と笑って逃げた。

 おいおい・・。ある意味わかりやすい・・のかな?

 

 ちょっと無理があるような・・・

 ふと後ろを見ると、さっき砂山を崩した男の子のたちの中の誰かの妹が、顔を砂だらけで泣いていた。「どうしたの?」と聞くと、男の子の1人が「何も意地悪してないのに泣いた」と言っていた。その子のお兄ちゃんもいたし、顔が砂だらけだったから、たぶん転んだかなんかしたんだろう。

 お兄ちゃんがその子を抱っこしようとしたが、泣いていることもあり、ちょっと難しそうだったので、とりあえず私がお母さんのいる場所を聞き、その子を抱っこして連れて行く。少し離れたところで、お母さんたち3人ぐらいでシートを敷いてお茶していた。

 抱っこで連れて行ったら、お母さんがあわてて駆け寄ってきて、「すみません。あとはこっちで見ます」と言ってその子を抱っこして連れて行った。だけど、少ししたらお兄ちゃんに見てるように言って、また砂場に放り込んだのを見てしまった・・・

 男の子たちは、5歳前後だろうから、ある程度目を話してもいいと思うけど、1歳半の子はある程度見てないとまずいと思うんだけどな。お兄ちゃんに「ちゃんと見てて」と言ってたが少々無理がないか・・?自分たちが遊ぶのに夢中になっているし・・・

 それとも上の子がいると、慣れっこでそんな感じなのかな・・?

 だけど、それを言うと初対面の5歳児のグループに2歳半の女の子が混じるのも無理があったのかも・・・最初は楽しそうにやっていたからいいかと思っていたんだけど・・・

 とはいえ、年上の子と年下の子がまじって遊ぶというのも、初対面の子と一緒に遊ぶというのも、公園だと見かける光景だし、それを止めるのはなんか違うし・・

 難しいな~

 

 おやすみなさい

 その後は、もうちょっとだけ遊んでから、車に戻った。帰り道、ちょっとだけ抱っこしたが、ほとんど自分で歩いた。

 そして車の中で爆睡。朝まで寝た。

 本当は無理にでもシャワーを浴びさせたかったんだけど、起こすのもかわいそうでそのまま寝かせてしまった。翌朝一番でシャワー浴びさせたけどね。

 

 親の対応

 翌日の朝は「今日も公園でお兄ちゃんたちと遊ぶの~」と言っていたので、お兄ちゃんたちに悪い印象はもっていないようだ。

 それにしても、こういうことがあると、親の対応が難しい。

 私はある程度まで子供たちの好きにさせる方針だけど、今回みたいに明らかに年上の男の子の集団だと話が違ってくる。

 一方的ないじめになってくる前に止めないとダメだし、かと言って口を出し過ぎるのもどうかと思うし・・・

 ネットの掲示板などでは、「小さいうちは子供同士での解決は無理。」「親が口を出さないとダメ」という意見も多い。

 でも、私は、一人で解決できなくても、理不尽で終わっても、それはそれでいい思うし、ある程度まで喧嘩したり、泣かされたりしてもいいと思う。もちろん、ケースバイケースで、一方的に小さい子のおもちゃを取り上げる、叩く、などの場合は止めて言い聞かせないとダメだが。

 「放置」ではなく「見守る」と言うのが必要だと思うんだけど、それがどこまでか、という線引きが本当に難しい。

 子供たちを見ていると、うちの子に限らず、たとえば、1人がおもちゃを取り上げて相手が泣く。相手が泣いたのをしばらく見ていて、まずいと思うのかどうかはわからないが、おもちゃを相手に返しに行く、なんてことは良くある。2歳前後の小さい子でもそういうことがある。

 この場合、返しに行く前に親があわててその子を叱って返させると、「自分で考えて自発的に返す」というチャンスを奪ってしまう。もちろん、奪ったまま遊ぶ、ということも、返す以上にあるのだけど・・・

 私はある程度のいざこざは、その子が学ぶチャンスだと思うから、ある程度まではやらせていいと思っている。

 でもあの時は、相手を止める方になった。いや、あの場合はそれで良かったと思う。あれ以上放っておくと、あきらかな「いじめ」になりそうだったし、相手の子にとってもそれは良くない。

 ただ、トラブルを避けるなら「仲間に入れるようやめようぜ」の時点で、ゆえを連れて砂場を出るべきだったと思う。(ゆえが納得したかどうかはわからないが・・・)今のところ、「お兄ちゃん」に対して嫌な印象は持ってないようで安心したが、一歩間違うと「お兄ちゃんは怖い」という印象を持ったしまった可能性もある。

 今後もこういうことは山ほどあるんだろうな。何度も書くが本当に判断が難しい。

 親も色々経験して、学んでいかないとダメだね。

 ベストの対応は難しいかもしれないけど、なるべく良い対応をできるようにしたい。